イメージコントロールが叶う!? プリントTシャツを幼く見せない方法!

スタイリング

福井のパーソナルスタイリスト・仲島 依利です。
福井県初となる服装心理診断®(©日本服装心理協会)を使ってファッションに対する価値観の傾向を導きだし、その人に合ったファッションアドバイスを行っております。

SNS上で随時ファッションに関するお悩みを募集しています。
そこにいただいたご質問を今回はご紹介しますね。

Q.普段カジュアルな服装が好きなのですが、プリントTシャツが幼く見えないコツはありますか?
from匿名様

「幼く見えないようにしたい」という背景があるかと伺えるようなご質問をいただきました。改めてご質問ありがとうございます!

プリントTシャツって難易度がそこそこ高いと感じている方が意外と多いアイテムな気がしています。

プリントの柄に一目惚れして買うパターンはいいとして、どんなプリント柄を選んでいいかわからず悩んだ末に結局無地のTシャツにいきつく人が多いみたいです。

似合う似合わないは一旦おいておいて、今回はどのようなプリントTシャツを選ぶと幼く見えにくいか?という観点からお答えしていきたいと思います。

キーワード1:「形」

ファッションは「形・質感(素材)・色」の三要素から成り立っています。

それぞれの要素が与える印象から幼く見えないポイントを導きだしていきましょう!

まずは形から。

上の画像を見ていただくとわかるとおり、丸みのある形は女性らしくて可愛らしい印象を与え、
逆に直線的な形はクールで中性的な印象を与えます。

プリントのデザインの大きさは?大きめ?小さめ?

一方、大きさの面ではどうでしょうか。

大きいか小さいかでいうと、

小ぶりなものは控えめだったり子供らしい印象を与え、逆に大ぶりなものはインパクトがあり堂々とした印象を与えます。

上の画像のように、同じフリルでも波うちが細かい(小さい)方が控えめで可愛らしい印象を与えると思います。

これをプリントTシャツに当てはめてみるとどうでしょう。

上のマトリックス図でいうと、4枚のTシャツの中で「曲線的×小ぶり」のTシャツが最も幼い印象を与えると思います。

合わせるアイテムにもよりますがプリントTシャツ単体で見た場合、直線的なプリントロゴのものを選ぶ方が幼いイメージは抑えられます。

キーワード2:「質感(素材)」

素材って色んな種類がありますが、素材を制するものはファッションを制するといっても過言ではないくらい、大切な要素!

素材を味方につけるとぐーんとおしゃれの幅が広がりますよ~!

たくさんある素材の中で大きく分けると

  • 光沢感があるもの
  • マットなもの

の2種類に分けることができます。

光沢感がある方がよりきれいめで大人っぽい雰囲気を作りやすいです。

とはいえ、そもそもTシャツって
「暑い時期でも快適に過ごせるように汗を吸い取りやすい生地で出来ていて尚且つ動きやすい」といったような機能性が備わった服。

なのに、きれいめなTシャツを作ろうとシルク素材やサテン生地の素材で作るとなると
デリケートだし汗シミは目立つしで夏場に着るのはちょっと・・・。

あまり機能性に優れたTシャツとはいえないですよね~。

じゃぁ、コットンやポリエステルが混じった素材のTシャツしかないの?と言われるとそんなことはなく!

Tシャツの中でも割かしキレイめ要素が出せるおすすめな素材があります!

それは

「ポンチ素材」

ポンチ素材とは?

両面機と呼ばれる機械で編まれたダブルジャージーの生地。平編みの表目のような見た目でなめらかな手触り。ストレッチ性がありシワになりにくいのが特徴

ストレッチ性があることで、スポーツウェアに使われていることも多いです。

なのでスポーティーな印象はやや与えるものの、ハリ感がある素材でシワが目立ちにくいというだけで、きれいめな印象は作りやすいんです。

ひとつ目の「形」の要素を加えるとより幼く見えないプリントTシャツは見つけやすくなると思います。

キーワード3:「色」

最後のキーワードは「色」です。

色はおおまかに

  • あたたかみを感じる色(暖色)
  • 涼しさを感じる色(寒色)
  • 薄い色
  • 濃い色

といった4つに分別できます。

暖色⇔寒色でいうと

  • 暖色→元気でポップなイメージ
  • 寒色→落ちつきや大人っぽいイメージ

与えやすいです。

薄い色⇔濃い色はというと、

  • 薄い色→原色に白を多くむと薄くなり、そして軽い印象
  • 濃い色→黒を多く含んだ色もしくは濁りのない鮮やかな色もそう捉えられ、ずっしりとした重厚感のある印象

を、それぞれ与えます。

(濃い色の一部は、日本では格式の高さを現す場合も)

ベビー服やキッズ服に多いのは、
いわゆる「薄い色」。

薄い色は軽さの他に、柔らかくてどこか愛らしい印象を与えるんですね。

なので
色の観点から「幼く見せないようにする」ならば、
寒色でなおかつ濃い色を選んだ方が良いことになります。

ファッションに関する質問大募集!

これらはあくまでも「幼く見えないようにするには?」という観点からお答えしたので、
「似合うか似合わないか」はまた別問題。

ただファッションにおける「形・質感・色」の三要素のそれぞれが持つイメージと
なりたい印象を当てはめてスタイリングすることもひとつの手です。

ぜひご参考下さいね!

マシュマロでは随時ファッションに関するご質問を募集しています。
匿名で投稿できるので気軽に投げかけてみて下さい~!

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