夏のセールでスタイリストが買い物するときに考えているコト

お買い物のコツ

福井のパーソナルスタイリスト・仲島 依利です。
福井県初となる服装心理診断®(©日本服装心理協会)を使ってファッションに対する価値観の傾向を導きだし、その人に合ったファッションアドバイスを行っております。

前回の記事では、3つの時間軸とお買い物するときの思考癖や傾向をそれぞれのタイプ別に書きました。

みなさんはどの時間軸が基準となっていましたか?

私は、無意識のうちに未来のことを考えていることが多く、また未来のことを想像して夢を膨らますことも大好きなので圧倒的に【未来思考】が強いと思っています。

私目線(未来思考強め)の記事にはなってしまいますが、今回は私の夏のセール時のお買い物の特徴を書いていきたいと思います。

①未来思考あるある!? 来シーズンを視野に入れて購入する

いかにもザ!未来思考なお買い物ですね!

なぜ、今すぐ着られるものではなく来シーズンのものを購入するのか?

それはなぜかというと、

近年、秋が短くなってきた。なので、春服と秋服を兼用している

これが一番の理由です。

近年、地球温暖化の影響によるせいか、秋が短くなってきましたよね。
大袈裟だけど夏が終わったらいきなり冬、みたいな感覚。

ですので私は基本的に春服と夏服を兼用していて、春に着ていたものを秋に使い回すことが多いという理由から、来年の春も着られそうなアイテムを夏のセール時に探していいものがあれば購入しています。

例えばこちらのブラウス。

SLY
GATHER BOWTIE ブラウス

ボウタイブラウスは1枚でお顔周りが華やかになり、クラシカルで女性らしい印象を与えるアイテムです。

2022年春夏のアイテムですが、七分袖なので比較的オールシーズン使えますよね。
カーディガンやセーター重ねて着れば冬もいけそう。

こんな感じでブラウンのサロペットと合わせれば一気に秋服らしさが出ますよね。

トレンドを取り入れたい方はこんなアイテムなんてどうでしょう?

Spick and Span
【FUMIE TANAKA】ribbin knit bustier / ビスチェ

ビスチェやコルセットは、2022年秋冬のトレンドアイテムの一つでもあるので一つ持っていても損はなさそう!

ランジェリー風のちょっとセクシーさがでるデザインの方がトレンド感は出るのですが、抵抗がある人は画像のようなニット素材のものから手を出してみるのもあり。

ほどよくカジュアル感が出るので挑戦しやすいと思います。

コーディネート例として、画像のようにシアーブラウスとの重ね着も可愛いですね!

②似合うアイテムストック感覚として購入する

毎シーズン発表される「トレンドカラー」。

アパレル業界はトレンドカラーを視野に入れ商品化するので、定番カラーの他、トレンドカラーをベースにした商品が店頭にはどんどん並びます。

ここで私の過去の涙ぐましい経験談を。

パーソナルカラーブルベ冬でビビッドカラーが似合う私はというと、長年のくすみカラーブームによりお買い物にとても困っていました。

似合う色が店頭にあまりない・・・。

「くすみカラーは似合わない、ビビッドカラーは店頭にない、(消去法でいうと)白黒といったモノトーンカラーは似合う」という理由から、
基本的にモノトーンばかり着ていたせいか、気づけばタンスの中は色がない地味なアイテムばかり。。。

小物やアクセサリーで色味を足すといっても、やはり使用する面積が小さい分、
「似合う色を使ったコーディネート」を思う存分楽しむことは少なかったです。

やっとやっとやーーっと!
去年の年末あたりからじわじわとビビッドカラーがトレンド化してきて市場にも出回ってきたので、
やっと私の時代がキタ――(゚∀゚)――!!と心底嬉しいのですよ。

(くすみカラーブーム長かったぁぁ・・・・)

なので、過去の経験もあって「似合う色が手持ちにない」ということを防ぐためにも市場に一番出回っているこのタイミングで揃えておくことがベストかなと思っています。

トレンドのことを考えると個性的なデザインのものよりも形はベーシックなもので揃えておいた方が無難かなと思います。

このように自身のパーソナルカラーを知っている人は、パーソナルカラーが市場によく出回っているタイミングで揃えておくというのもひとつの手かなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

あくまでも私目線での内容にはなりますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

ただ、スタイリストがみなさんに一番大事にしてほしいなと思うのは「楽しく」お買い物すること。
楽しいと思うポイントは人それぞれ。

なので、あまりガチガチに考えすぎず心に余裕を持ってファッションを楽しんでいってほしいなと思います。

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