素材を味方につけて脱マンネリ化を狙おう!異素材ミックスコーデにチャレンジするときのポイント3つ

スタイリング

福井のパーソナルスタイリスト・仲島 依利です。
福井県初となる服装心理診断®(©日本服装心理協会)を使ってファッションに対する価値観の傾向を導きだし、その人に合ったファッションアドバイスを行っております。

異素材ミックスとは?

「甘辛ミックス」や「プチプラミックス」など、アパレル業界でよく耳にする「○○MIX」という言葉。

ミックスさせるものにはポイントがあって、それは対照的なもの同士を組み合わせること。

例えば「甘辛ミックス」だと女性らしい要素がつまったフリルやレースといったようなデザインの服と相反する要素、例えばレザーや破れたデニムパンツなどを組み合わせるといった具合。

相反する要素のものを組み合わせてコーディネートすることで
独特な雰囲気を演出できたり、単調になりがちなコーディネートに変化をつけることができます。

中でも比較的簡単に垢抜ける方法が「対照的な素材をミックスさせる」ということ。

似合う色が限られている場合でも、素材に変化をつけることでおしゃれの幅がぐんと上がりますよ!

今回はそんな「異素材ミックス」のコツをお伝えしますね。

ポイント① 光沢感×マットの組み合わせ

光沢感のある素材というと、サテンやスエードなどがありますね。
逆にマットな素材はというと、綿やリネンなど。

光沢感のある素材は、華やかな印象を与え、マットな質感の素材は落ち着きや安心感を与えることが。
デイリー使いしやすいTシャツなんかは綿が多く使われていることが多いですよね。

普段着の中に少し華やかさをプラスしたい時は、こういった光沢感のある質感のものをプラスすると良いでしょう。


例えばこちらのコーディネート。
トップスは光沢感のないマットな質感のトップスに、ボトムは光沢感のあるサテン生地のロングスカート。

合わせている小物はというと、フラットなビーチサンダルにカゴバックとわりかしリラックス感を与えるカジュアルなアイテム。

これが下半身もマットな質感のもの(例えばデニムスカートやカーゴスカートなど)を組み合わせるとカジュアル感が強まったコーディネートになると思います。

でも、光沢感のあるサテン生地のスカートを合わせることで女性らしいラグジュアリー感が演出され、華やかさと何処か都会的な垢抜けた印象に。

ポイント②厚み×薄い(透け)の組み合わせ

こちらのコーディネートは透け感のあるシャツと厚みのあるパンツを組み合わせたコーディネート。


トップスが薄い素材で素肌がチラッと見えることから抜け感が加わることで、
シャツとストレートパンツという特有のカチッとした雰囲気が多少和らぎます。
また、素肌感が出ることでシャツの柄が際立ち、上下でメリハリがついたコーディネートに。

特に夏場などは、全身暗い色で固める時もこういった透け感のあるアイテムをプラスすると、暑苦しく見えないのでおすすめですよ〜!

ポイント③硬い×柔らかいの組み合わせ

異素材ミックスでは、硬い素材×柔らかい素材を組み合わせる手法もあります。

例えばこちらのコーディネート。


張りのあるアウターに柔らかい素材のスカートといった組み合わせ。
全身張りのある硬めの素材で合わせるよりも、どこかに柔らかい素材を合わせることで重たくなりすぎずリラックスした印象に仕上げることができます。

どちらの素材を多く使用するかで与える印象はまた変わってきますよね。
柔らかい質感の使用面積を多くすればするほど、より軽やかな印象を与えることができます。

まとめ

対照的な質感のものを組み合わせて作る異素材ミックスコーデ。
あまり難しく考えなくてもひとまず対照であるものを組み合わせるだけで良いので、比較的簡単に垢抜けファッションが作れると思います。

また手持ちの服だとどんな素材のものが多いのか、偏りはないか一度リストアップしてみても面白そう。
素材について色々知るきっかけにもなりそうですね。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

※記事内の画像はROPEさんのサイトからお借りしております。

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